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看護学部発展看護実習(老年看護学領域)報告


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看護学部の4年生による老年看護学領域、発展看護実習Ⅰ・Ⅱが行われました。

平成28年10月15日(土)10:00~12:00 静岡市駿河生涯学習センター(健康文化交流館「来・て・こ」)にて、『県大生と 簡単!役立つ!健康体操』の共催講座を開催しました。

学生が地域にて何ができるかという視点からアイディアを出し合い講座のテーマを考え、企画書・実施要項作成、チラシ作成などの広報活動、駿河生涯学習センターとの打合せ、当日の準備から開催までを、実習授業として取り組みました。当日は、40代から80代まで29名の参加者を迎え、看護学部の4年生、2年生のボランティア協力を受け、体力測定、健康体操、エコノミークラス症候群の予防体操などを行いました。最後は、グループでの交流会。世代を越えての交流は、参加者にとっても学生にとっても大変刺激なりました。小鹿キャンパスにおける、COC地域・大学健康交流の第一歩です。

<当日の講座の流れ>
     ・グループごとでの交流(自己紹介)
     ・ふじ33プログラムでの体力測定
     ・健康体操
     ・災害時のエコノミークラス症候群の予防体操
     ・学生との交流会

<参加者からの声>~アンケートより~
 「県大生の方々が熱心で説明もわかりやすくとても良かった。今後役立つ内容でなかなかやらないよ
  い講座なので大変良かった。」
 「若々しいスタッフのおかげで、楽しく体を動かすことができた。もっともっと、このような企画が
  設けられることを希望します。」
 「現役の学生の方々と交流しながら、実践的なことを知るよい機会となりました。日常生活や防災の
  時にも活用できると思いました。こんな機会を継続していただけると嬉しい。」

<企画・運営した学生の感想>
  今回の講座の企画運営は、これまでの授業や実習とは違った難しさややりがいを学ぶ機会となった。ただ講座の内容を考えるだけではなく、会場を見て何人参加できそうか、必要な物品は何かを考えたり、参加者募集のためにどのような方法で情報を発信していくかなど、1つのイベントや講座を実施するためには多くの決定事項や過程があり、本番に向けた事前準備が重要であると学んだ。本番は、参加者の方も学生も明るい表情で、参加者からためになった、またやってほしいなどの感想をいただけて、企画運営して良かったと充実感や達成感を感じることができた。

企画案を考える段階から広報、会場準備まで携わり、一つの企画を作り上げるまでに非常に多くの工程があるということを学びました。また、短い時間の中でも地域の方々と交流を深め、健康について一緒に考えることができたので、とても貴重な経験となりました。

今回、イベントの企画運営を通して全段階での準備が重要であり、時間がかかることが分かりました。学生同士で話し合い、何度も企画書や実施要項を見直し丁寧に作成したことが、本番の成功につながったと思います。また、当日では実際に参加者の声を聞くことができ、参加者がいて初めてイベントは成り立つものだと実感しました。

約半年間準備してきた企画が、無事に終了しました。企画・運営を行うのは初めてで、わからないことだらけでした。多くの方々の協力により、企画を作り上げることができました。当日まで、不安だらけでしたが、参加者の方々の笑顔や「よかったよ」という声を聴くことができ、良い企画を行うことができて、嬉しく思いました。

企画実施のためには、さまざまな準備が必要であり多くの人が関わっていることを知ることができました。企画内容を繰り返し検討することで、充実した内容を考えることができました。当日の参加者の笑顔や、作成したチラシから企画を知ったとの声は嬉しく感じられました。達成感のある貴重な体験ができました。